この栽培の大きな利点は
植え替えするとき、簡単に鉢から抜けることである。
鉢底がカチカチ・・・・という問題は起こらない。
常にオシボリの湿度を保つことができるからである。
著作権所有者 宇井清太
無断 複製、転載、引用を禁じます。
詳しくは、このホームページの
SUGOI-ne2号ゴールド 鉢底面吸水栽培法 でご研究ください。
この栽培法の利点
1 素焼鉢をそのまま使える。
2 これまでの植え方をそのまま応用できる。
3 水浸け膨張なので、鉢底からフワーと膨張するので、鉢の下部が固くならない。
フックラとした「ご飯」のような感じになる。
4 常にSUGOI-ne2号ゴールドの最適な「オシボリ」の湿度を保持できる。
5 絶対に多湿にならないので、どんなランも無造作に作ることができる。
6 鉢の上部が程よく乾燥するので、葉上からの潅水が出来、肥料、鉢内のガス交換ができる。
7 素焼鉢表面からの蒸散作用で、周辺の温度を下げることができる。
クールオーキッドには最高の栽培法かも。
8 家を留守にすることができる。
9 冬期の室内栽培が無造作にできる。
10 窓際の鉢の乾燥防止が出来る。
11 カトレアなど、冬期葉上潅水出来ないランでは、理想的な潅水ができる。
大体以上ですが・・・・ご研究ください。
注意すること
この栽培法は、あくまでも素焼鉢の毛細管現象を利用したもので、
毛細管現象のない鉢(ポリ鉢、プラ鉢、塗り鉢)では出来ません。
SUGOI-ne2号ゴールド、1号は、膨張で鉢にピッタリ密着することで可能になった
栽培法なので、他のコンポストでは、どんなに丁寧に硬く植え込んでも、
鉢内面とコンポストには間隙があり、コンポストと鉢の間にスムースな毛細管現象
が共通しないので、この栽培は不可能です。
ここが「腰水栽培」とは、根本的に理念が異なります。
絶対に腰水栽培のように深水にしてはなりません。
1、2cmの深さの水にすることです。
恐らく、SUGOI-ne2号ゴールドの簡易栽培法の「決定版」かも。
少ない鉢の栽培には最適かも。
又、カトレアなどの切花大栽培では、シクラメンの底面潅水法のように、
システム化することも可能である。
7 植え終わったら、水盤に1、2cm水を入れて、
鉢を入れる。
これで全て完了。
皆さんのご成功を祈る!!
6 SUGOI-ne2号ゴールドは
約30分後100%膨張する。
SUGOI-ne2号ゴールドは、短時間に
膨張するから作業性抜群。
このとき、SUGOI-neが少し足りない場合は、
少し追加すること。
5 SUGOI-ne2号ゴールドの
高さまで水を入れる。
4 バケツなどに入れて
水を注ぎいれる。
3 SUGOI-ne2号ゴールドを
鉢の半分程度の高さに入れる。
棒などでつつかない!!
最初は少なめに入れること!!
2 前のコンポストをきれいにとる。
根ごしらえしたものを鉢に入れる。
1 素焼鉢の底に鉢かけなど
約5cmの高さに入れる。
植える方法
この栽培の特徴は「素焼鉢」を使うこと。
SUGOI-ne栽培では「素焼鉢」は乾燥が激しいから、これまでオススメできませんでした。
しかし、これまで「素焼鉢」で栽培してきたわけで、素焼鉢を使わないというのはもったいないこと。
乾燥が激しいなら、乾燥させない方法を考えればよいこと。
そこで、SUGOI-ne2号ゴールドの優れた耐水性を利用して、こんな方法が出来ます。
これなら、ほとんどのランが失敗なく最高の生育になります。
ご研究ください。
やり方によっては、シクラメン等で行われている「底面潅水」のように、
カトレア、デンドロ、リカステ、パフィオ、オンシ、オドントなどで・・・・
エビネ・・・・などでも・・・・
大面積栽培可能なシステムが 開発出来るかもしれません。
カンラン、シュンラン等の細長い鉢でも栽培出来るかもしれません。
(エビネで解説しますが、他の洋蘭、東洋ラン、野生ラン、君子ランでも同じ要領です)
準備するもの
1 素焼鉢
2 鉢かけ、発泡スチロール
3 バケツ
4 水盤(水1、2cm溜まるものなら何でも良い)
SUGOI-ne2号ゴールドの特性を最大限に利用すると、超簡単に鉢に植えることができる。
さらに、毎日の潅水が・・・全然失敗なく行うことが出来る。
地生ランから着生ランまで、神経を使わないでも最高の生育になる。
素焼鉢超簡単・・・
SUGOI-ne2号ゴールド
素焼鉢植え法と栽培法
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